天然素材のカーテンの特徴とは
落ちついたあたたかみのある雰囲気が特徴のナチュラルインテリアは、多くの人が憧れる人気のインテリアスタイル。
そんなナチュラルインテリアにぴったりなのが、綿や麻、リネンなどの繊維を使った天然素材カーテンです。
天然素材ならではの自然で素朴な風合いのカーテンに、心を惹かれる方も多いのではないでしょうか。
しかし、みなさんはこの天然素材カーテンの特徴やお手入れ方法を、ちゃんとご存知でしょうか?
「えっ、普通のカーテン素材と天然素材ではなにか違うの?」と天然素材についてあまりご存じない方もいるはず。
だから、天然素材のカーテンに「こんなはずじゃなかった」と思わないために、ここでは天然素材の特徴や天然素材カーテンのお手入れ方法をご紹介いたします。
綿や麻、リネンなどの天然素材は化学繊維と比べて、その性質に様々な違いがあります。
天然素材はその独特の手触りや風合いの他、静電気が発生しやすいポリエステルなどの化学繊維に対してホコリや汚れがつきにくく、通気性にも優れています。
しかし、天然素材が良いことばかりかといえば、そうではありません。
化学繊維に比べて自然素材のカーテンは型崩れしやすく、長期間窓辺に吊るすことによる日焼け、色あせや色抜けが生じやすくなります。
また、水分による伸縮性があるため、湿気や乾燥によって長さの変化が生じることがあります。
では、その天然素材の特徴に合わせたお手入れ方法について見ていきましょう。
自然素材のカーテンを長持ちさせるお手入れ方法
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特に、自然素材のカーテンを使う上で問題となるのが、この水分による繊維の伸縮性です。
これらの自然素材カーテンを水洗いしてしまうと縮んでサイズが変わったり、自然素材ならではのやわらかな風合いがなくなったりしてしまいます。
家庭用のドライマーク洗剤で洗ってしまい、自然素材のカーテンが縮んでしまったというトラブルが多くあります。面積の大きな1枚の布であるカーテンの場合、水に通してしまうことでサイズや風合い、全てが変化してしまいます。
自然素材であるリネンを水洗いした場合の収縮率が5%とすれば、タテが200cmのカーテンでは10㎝も長さが変わってしまうのです。
自然素材カーテンをうっかり水洗いして大惨事になった……ということにならないためにも、正しいお手入れ方法をご使用前に理解しておくことが必要です。
では、自然素材カーテンは一体どのようなお手入れをすれば長持ちさせることができるのでしょうか。
まず、ポリエステル混のウォッシャブルの自然素材カーテンでない限り、自然素材のカーテンを水洗いをしてはいけません。
基本的に自然素材は静電気が起こりにくく、化学繊維のようにホコリで汚れることが少ないため、はたきなどで払うだけでもある程度きれいにすることができます。
もし目立つ汚れがある場合には、クリーニング店のドライクリーニングをすれば自然素材カーテンでも縮みを抑えながらきれいにすることができます。
また、ウォッシャブルの自然素材カーテンは普通に家で洗うことができますが、ネットに入れ洗濯機の弱水流洗い(もしくは手押し洗い)、脱水は軽く行うことが重要です。
脱水が強いと、乾燥してもシワが残ってしまいます。シワになりやすいため生乾きのまま自然乾燥させることが必要です。
このように、自然素材のカーテンを長持ちさせるためには、そのお手入れ方法を知っておく必要があります。
自然素材の特徴とお手入れ方法を知り、ナチュラルインテリアを楽しみましょう。
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